コクワガタ産卵セットA割り出し
8/13にセットして9/1に♀を抜いたコクワガタの産卵セットを割り出しました。
八月末に作った別のセットも一応あるのでこちらをAとしておきます。
百均で買った幅7cmくらいの半円状(だけど薄い)の朽木を完熟マットで埋めただけのシンプルなセット。
9/29に割り出しを開始しましたが一時間半くらいかかっても終わらず写真の状態で中断。
翌日に改めて続きを割りました。
結果は一日目には初齢と二齢が半分ぐらいずつで計10頭。
二日目はただ1頭出てきただけでした。
ザクザクと思い切り割らないと進まないものなんですね。幼虫がポロポロ出てきていると勇気が出なくてザクザクいけませんでした。
あと残った割りづらい部分には幼虫はあまり食い入っていないというのもどうやら本当みたいです。疑ってた訳じゃないけど。
ついでに一匹、頭しか残っていない幼虫の死骸がありました。体はぺしゃんこでしたが、僕が潰した訳ではないです。
コクワガタは飼育レコードが58mmらしく、50mm程度までなら野生でもたまに見られるようですが、僕は多分4cm台前半までしか見た事が無いんですよね。
是非50mmを超えるものを自分で捕まえるか育てるかしたいですね。
とは言ってもコクワガタの幼虫飼育なんて、高校時代の部活で一匹だけ産んだのを朽木粉砕マットで羽化させた経験しか無いので(実物は見ていませんが小さいのが羽化したらしいです)、大きく育てようなんて未経験な訳ですが。
という事で今年のノルマは45mm(これでも多分未経験サイズ)、あわよくば48mmくらいいきたいですね。
大型コクワの育成論なんてどこ探してもあまりまともなものが無いのですが、5chにスレを見付けてそこによると菌糸→マットの切り換えが良いらしいです。
最後まで菌糸でいこうとすると掻き混ぜて小さくなるとか。
オオクワと近いからずっと菌糸かなと思ってたんですけどね。
そういえばオオクワでもアンタエウスなんかはマットでも大きくなるらしいし。
結局生態はそれぞれなんですね。
という訳で初の菌糸を使う訳ですが(なんとコクワで)、ちょっと心配なのは温度ですかね。
この時期になっても部屋の温度はエアコン動かして25~26℃程度。真夏と変化無しです。
菌糸使うならもうちょい温度低い方がいいかなと思うんですが、エアコンの設定温度を下げるのも嫌なので。
自分自身これくらいの温度でTシャツにパンツでいるのが暑くも寒くもなくて丁度良いというのもあります。これより下げるとお腹壊しそう……。(ちゃんと服を着ろ)
鉄筋造りの建物なのでエアコンが効きやすい代わりに夏の熱が抜けないんですよね。春は逆に五月になって30℃越しても床がヒエヒエです。
そういう訳で実は室内でちゃんと成虫も幼虫も越冬スイッチ入って休眠してくれるか不安ですね。
外に出しておくのも手ではありますが、小さな飼育ケースだと外気温の影響をモロに受けます。
名古屋は真冬でも普通に10℃を超えるような温暖さですが、ある日突然下ブレで氷点下に達したら、内臓を凍らないよう変化させたりの対策が追い付かないまま死にかねないので……。
それに温度変化が激しいと体力も浪費しますよね。安定した環境に置いてあげたいです。
まあ、大きな成虫が羽化するよう祈りましょう。
もし何かあっても、丈夫なコクワなので命は繋がってくれる筈です。多分。